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私たちの使命

家守り

「家守り」としての使命

強く安全で安心、快適な環境、住まい手とそのご家族の理想を叶える家づくり…、言葉こそ異なりますが、これはどのつくり手にも共通して標榜する家づくりの基本でしょう。サン工房も決して例外ではありません。
しかし、もうひとつ、忘れないでいただきたい大切なことがあります。それは、家にはずっと『守り手』が必要ということです。親から子へ子から孫へと世代を超えて住み継ぐためには、点検・保守が不可欠。そのためにはサン工房という企業が永続しなくてはなりません。 「法人」とは、法律によって「人」と定義されています。したがって法人には、心があり個性もあります。そして、建築に携わる法人は、『長寿であろうとする強い意志』が必要であると私たちは考えます。 嬉しくもあり寂しいことでもありますが、私たちが建てた家の寿命は、実際に関わった人間よりずっと長いのが現実です。
しかし、遠くの未来まで住まい手の家を見守るのは、サン工房の責任なのです。さらには、従業員やその家族、職人さんたちとそのご家族を見守っていく気概が 「法人」の意志として存続していなければなりません。次の『守り手』をいかに育て、『長寿であろうとする意志』をいかに伝えていくか…。この信念を持ち続けることが、サン工房の家づくりのもうひとつの基本です。

地域の「守り手」として

地震、台風、津波などのいつ起こるか予測のできない自然災害。私たちサン工房はそういった災害時に『つくり手』として、これまでの知識や技術、経験を活かし、地域の復旧・復興活動に積極的に協力していきたいと考えております。地域のことを理解している工務店だからこそ、いち早く駆け付け、対処することができるのではないでしょうか。 そのためにも、住まいの『守り手』としてだけではなく、地域の『守り手』として活動していかなければなりません。そして、次の『守り手』を育てるのと同時に、この地域で建築をやりたいと希望するひとの居場所を守り続けていくことが、サン工房のもうひとつの使命です。

「責任」の名のもとに

 1990年5月。私たちは、ある大きな決断をします。といっても、それは決して他者によって強いられたものではなく、目指すべき新しい道を自ら見出した、といったほうが正しいかもしれません。1982年夏の設立時、私たちは、純然たる建築設計事務所でした。住む人の思いに心を開き、さまざまな条件と照らし合わせながら、最上の住まい、最適な暮らしのカタチを考える。無論、こうした姿勢は、今も何ら変わることはありません。
けれども、住まいづくりにおいて、もう一つの重要な部分である「施工」については、工務店に託していました。どの設計事務所もそうであるように、それが普通。最初は私たちもそのことをごく当然のように考えていました。
しかし、一邸一邸住まいづくりを重ねていくうちに、不完全燃焼のような「何か」が澱のように溜まっていくのを感じたのです。住まいづくりのすべてにきちんと関わりたいーそんな思いが日に日に強まり、やがてその思いから目を背けることができなくなった、設立から8年後のある日、サン工房はついに「設計」と「施工」の両看板を掲げることを決めたのです。
言い換えれば、このときが「つくり手」としての真のスタートと言えるかもしれません。以来、私たちは、自分たちで考え、自分たちでつくり、自分たちで責任をとるという、自らのあり方にやりがいと喜び、さらにはプラスのプレッシャーを感じながら、住まいと真摯に向き合い、取り組んできました。住まいづくりのすべてにきちんと関わることこそ、つくり手の本意。それが真の意味での「つくる」行為ではないかと考えています。