気持ちの緩急について
近頃は新型コロナウイルス感染拡大防止の為、外出を自粛して家の中で寛ぐことが多くなり、家族と過ごす時間が増えたと言う方も多いのではないでしょうか。それでも日常の暮らしの中では、朝目覚めてから就寝につくまでに一日の中でしなければならないコトや生活には欠かせないモノが沢山ありますね。その為、お家の中に心を癒すような楽しい瞬間が少しでも多く存在すると日常の暮らしの中で気持ちの変化(緩急)が生じて、精神的には良い事ではないかと考えております。
例えば一日分の家事や仕事をやり終えた後にほっとできる時間帯があれば、木の香りがする空間に身を置きながら、庭木を眺めながら美味しいお茶を愉しむのも良いですね。夕暮れ時に家路に着く時に我が家からもれる灯りが見えた瞬間に感じる安堵感もそのうちの一つになります。
『ただいま』と帰ってくるだけで住まい手の心が癒されるような家造りを目指し、今後もさらに追求して行きたいと思います。
鈴木清澄