令和4年しずおか木造応急仮設住宅研修会
11月18日に、静岡地震防災センター敷地内で行われた【しずおか木造応急仮設住宅研修会】に参加してきました。
『応急仮設住宅』とは、災害発生時において、都道府県からの要請で建てる仮設住宅のことで、これは都道府県との協定を締結していないと建設することができません。
サン工房は災害発生時、他工務店をまとめる『主幹事工務店』として、静岡県と協定を結んでおります。
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今回の研修会では、実技講習として、『杭打ち実技』、『建て方実技』があり、サン工房からも技能大工2名、現場監理2名が実技に挑みました。
『杭打ち実技』
応急仮設住宅の基礎は、原則木杭と定められています。
今回は、杭打機を用いて木杭を打ち込み、杭頭をカット、模擬土台の据付、ユニットバス下部を想定した断熱材施工を行いました。
『建て方実技』
応急仮設住宅は、あらかじめ間取りが決められていますが、今回は9坪の大きさのものを実際に建てました。(その後、解体して更地に戻しました。)
今回の研修は、杭打ちの実技が初めてだったりと緊張感もあり、とても有意義な時間だったと思います。
いつどんな災害が起こるか分かりません。
平時の時から、地域工務店の連携や、今回のような実技を通しての意思統一やコミュニケーションが大切になってくるかと思います。
杉浦和寛