家を建てたくなったら
『家を建てたくなったら』
これは、わたしがサン工房に入社した時に先輩から勧めてもらった本のタイトルです。
お客様の気持ちに寄り添って家づくりができるように、と勧めてもらったのですが、
この本には、土地のこと、間取りのこと、お金のことなど、、、
家づくりに関する大切な考え方がたくさん書かれています。
家を建てたいと考えている方のほとんどが、その時に初めて「家づくり」を経験します。
まず何から始めたらよいのか、何を考えなければいけないのか、、
分からないことが分からない、、
そんな風に思っている方も多いのではないでしょうか。
あるお客様が家づくりを始めるときに
「初めてなのに、一生のことを決めていかなくてはいけない」
とおっしゃっていたことがあります。
まさにその通りだと、はっとしました。
そして、この本のことを思い出しました。
家づくりは夢がいっぱいで、わくわく楽しいものですが、
決断する場面も多く、その一つ一つが重要な要素になりますのでエネルギーも必要になります。
そんなときに寄り添えるのが私たち設計士でありたいと思いますが、
まずはこういった本を読んで、家づくりの準備を始めるのも良いかもしれませんね。
藤井南帆
『家を建てたくなったら』:著者 丹羽修
※ ブログ 「建て時」