体験する学び方


覚えるには、体験してみる事が一番だと思います。そして経験した時に初めて気づく事の大変さがあります。
私もオーナーの1人でもありますので、我が家で修理できそうな事は、自分で色々と試みております。
先日は、玄関引戸の建具下につけてあるスライド時のガイド用ピンの補修を行いました。
必要な道具は、電動インパクトドライバー、コンクリート用ドリル5.5mm、PCプラグ6mm、ビス4mm×20mm、変性シリコンをです。
鴨居の上吊レールからビスを外し、建具を外します。
床に固定してあるガイドピンのビス緩め一旦取ります。
緩くなったところの穴を、ドリルで+5mm程度深く掘ります。
変性シリコンを少し詰めて、新しいPCプラグを詰めて、+5mm長目のビスで止め直します。
建具を戻して完了。
建具の重さ、ガイドの調整の難しさ等、自分で実際にやってみて学ぶ事は貴重です。
言うは容易いですが、常に仕事をして下さる職方達の苦労やお大変なところ、上手さにも気づくことができますので、やってみて学ぶことは大切です。

夏目通宗