経験を積む
1年目の頃は、プラスターボードや胴縁などの下地の施工を中心でしたが、2年目になり【造作】という仕上げとして目に見える部分の加工も親方から教わるようになりました。
下地の施工が中心だった頃は、まだ道具の扱い方に慣れていなかったので、使い方やコツを覚えることが主でした。少しずつ覚えた事を実践していき経験を積んだ結果、造作の加工をさせていただけるようになりました。
一生懸命やったからと言って隙間が出来てしまったり、断面がボソボソになってしまっては、綺麗な造作とは言えません。そのためには技術はもちろんですが、使う道具の手入れも大切になってきます。その一つが鑿(のみ)という道具です。
鑿を研ぐとき、砥石にどう当たっているか目で見たり、音で確認したり、一定のリズムで研ぐことが出来ているか、砥石の表面が平らになっているかなど…たくさんの事に気を付ることで切れる鑿になります。
最初は、鑿を研ぐこともままならない状態でしたが、親方や先輩に教わって練習するうちに、研ぐ感覚がだんだん分かってきました。
ここで満足せず、これからもたくさんの経験をして新たな技術を習得していけるよう頑張ります。
社員大工 田代千賀 サン工房 平屋 二階建て 木の家 浜松 工務店