二世帯化 増築工事
「二世帯で住まうために部屋を増やしたい。」そのような依頼を受け、増築工事を行いました。
築年数は35年ほど、地元の設計事務所が設計し、地元の大工が作った建物でした。内部は床や壁を一部リフォームしておりましたが、外装の劣化はほとんど見られず、丁寧にメンテナンスしてきたのが見てわかりました。
私たちが行ったのは1階に親世帯の寝室となる部屋を増築する工事です。
お住まいになりながらの工事でしたので、日常生活に支障の出ないよう、防犯や近隣へは特に配慮しながら進めました。
外観は家のもっている雰囲気を崩さないよう色や素材をなるべく既存に合わせ、内部床は県の補助金を利用して木質化し、壁や天井は自然素材の珪藻土で仕上げました。
部屋としての用途は寝るだけですが、毎日7~8時間過ごす部屋ですので、木の香りを感じられる素材を選んで良かったかと思います。
これからお子様家族が同居し、この家を引き継いでメンテナンスしながら暮らしていく。
家の寿命が延びたように感じ、私としても喜ばしく感じます。
メンテンスを通じて、お子様家族とも末永くお付き合いしていけると良いです。
増田光