木の変化

担当していた物件も木工事が終了し、いよいよ仕上げ工程に入りました。
天井や壁は仕上がり、照明器具やキッチンなどの設備関係の工事が進んでいます。

完成後も見える木材部分は上棟時に比べると少し日焼けをした色合いになっています。木材も空気を吸ったり吐いたりしているため、形が変化したり場合によっては割れが入ってしまうこともあります。
しかし、これらは無垢の木を自然のままに使っている証拠であり、古くからの日本の木造建築の伝統を継いでいるともいえるでしょう。
これからも無垢の木を使った家造りを続けていきたいと思います。

社員大工 野嶋啓人

設計者ブログ

次の記事

趣味は苔