水害対策
先日、水害対策セミナーを受講して来ました。
「1976年~1985年の10年間」と「2012年~2021年の10年間」の1時間降水量50mm以上の年間発生回数を比較すると約1.44倍に増加してるという資料があり、過去に起こらなかった地域でも水害発生の可能性があることが分かりました。
浜松市では今年の9/2と9/23と河川の氾濫があり記憶に新しい水害です。
水害と聞くと平野での災害をイメージしますが過去2件では台地での道路冠水も数多く見られました。
こちらは「氾濫型の内水氾濫」と呼ばれ、河川の増水が起因で無いものとなります。短時間の強い雨等により道路側溝や排水路の雨水排水能力が追いつかず発生する浸水です。
下水マンホールから水が溢れ出してる情報もありトイレの使用が困難になる恐れもあります。
浜松市のハザードマップに「道路浸水実績図」があります。事前に冠水部を把握出来ていれば、迂回ルートを見つけるのに役立つのではと思いますのでぜひ活用下さい。
鈴木康志