花粉と湿度

3月も半ばになり、段々と暖かくなってきましたね。
暖かくなると同時に花粉症の症状が出てきている人も増えてきました。
症状が辛くなる原因の1つに乾燥があります。
空気が乾燥することで花粉が舞いやすく、肌や喉もより荒れやすくなってしまいます。

乾燥への対策として、湿度を適切に保つことが大切になってきます。
花粉が水分を含んで重くなり、舞い上がりにくくなることで症状を軽減することができます。
また、のどや鼻などの粘膜を潤すことでバリア機能を正常に保つことができます。
快適な湿度は40~60%といわれています。

室内壁で使用される珪藻土や漆喰といった塗り壁には調湿効果があり、
湿度が高い日には湿気を吸収し、湿度が低い時は湿気を放出してくれます。
加湿器を使用したら逆に床がびしゃびしゃに…ということも防いでくれます。

上手に花粉対策をして春を楽しく過ごして行けたらと思います。

竹内花織