社員大工の存在
私たちは、40年以上の技術経験を積んだ熟練大工が2名、5年の経験を積んだ大工が1名、今年4月から加わった訓練校卒の新人1名、以上の4名の社員大工と専属大工11組の大工職、合計15組の体制で、お客様の建築に携わっています。
1985年、81万人の大工就業者が、2015年には35万人になり、2030年には、大工の高齢化・産業間の人材獲得競争の激化などが影響し、21万人にまで減少すると予測されています。
その状況を少しでも改善するには、業界をあげて大工職の労働改善、社会保障はもちろんのこと大工職として誇りを持てる仕事と賃金改善を前向きに取り組む必要があると考えています。
新築や、年数を経過した建築の修繕、リフォーム・リノベーションは、技術を持った大工職がいればこそ、お客様は安心して任せることができると考えてます。
大工職の減少を少しでも食い止めるために、できること、活動することが、建築業界と建築会社の社会的責任でもあります。
私たちは、今後も大工を社員として迎え入れ、技術の継承とお客様に安心してもらえる建築を造るための会社でありたいと思っています。
松井進