どうする?

突然ですがわたしの好きな絵本のご紹介です。

「ちいさいおうち」

建築家の八島正年さんもご紹介されていましたこちらの絵本。
ずっと田舎の静かな所にある小さなおうち。そのおうちと、まわりの環境が変化していく様子を通して、自然が人の暮らしに与える豊かさを教えてくれます。

「コップってなんだっけ?」

東京オリンピックの聖火台をデザインされた、佐藤オオキさんの絵本です。

コップにコーヒーとミルクを入れてかきまぜたら…と思ったらスプーンがない。
そこからさまざまな「こんな形はどう?」が展開され、柔らかな視点とモノづくりの本質を教えてくれます。

なにより好きなのが、最後の「ねえ、キミはどうおもう?」という問いかけ。
やってみせ、言って聞かせて、させてみせ。その先にはオオキさんが褒めてくれるんでないかと期待してしまいます。

わたしたちの周りも、小さなおうちのように目まぐるしく変化しています。

そんなときに大切なのは「さて、わたしはどうしたい?」と自分に問いかけること、「こうしたい」という想いを持つことではないかと思うのです。

何かのせいにすることなく、自分のこころでどんな暮らし、会社、地域、未来があるべき姿かを考えて行動する。

そうすることで、よりよい住まいとよりよい地域づくりに少しでも力になれたらと思っています。

鈴木孝明

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