ドリーム燃料(合成燃料)
ドリーム燃料(合成燃料)=「種油から水と二酸化炭素と800W程度の電力で1割増の燃料が製造可能」
滋賀県草津市にある「株式会社アイティー技研」が製造装置をつくり動画を公開しています。
1リットル当たり14円という事なので本当なら凄い技術ですね。
しかし、昨年4月から月額50万円で装置をリース出来る話となっていましたがまだ実現してません。
各家庭に1台とはいきませんが、カーボンニュートラルの観点からも是非実現して欲しい技術です。
発表されてから良いこと尽くめと思えるドリーム燃料ですが問題点が整理されるようになってきました。
製造過程で「ラジカル水」と呼ばれる成分を使用しますが、それを含めた製造コストが1リットル当たり700円と試算されています。
良い点は、
エネルギー効率は一般的なガソリンより約20%高く
原材料に二酸化炭素(CO2)を使用し
燃焼後に有害ガスを排出しない
などの特徴があります。
資源エネルギー庁のHPにも「CO2でつくる新燃料、「合成燃料」のメリットとは?」という記事が掲載されてます。
すぐに実用化できるレベルではありませんが、
多くの課題を解決する期待の新技術と位置づけられるかもしれませんね。