東伊場の家
東伊場の幹線通り沿いに建つ家が完成しました。変形した土地に建つ、グレーの外壁と大きな屋根が特徴的なお宅です。大屋根には太陽光パネルが載っており、省エネ性能を評価する「BELS認定」を取得した、ゼロエネルギー住宅(通称「ZEH」)です。
玄関の前はレンガの塀と植栽で目隠しをつくり、アプローチから斜めにステップを上がって入るような計画としました。
玄関扉を開くと正面に窓があり、坪庭が見られるように計画しています。設計中から庭師と打合せしイメージを伝えておりましたが、やはり家の中から緑が見えると心が休まる心地がします。
この坪庭は廊下の窓にも面しており、普段の暮らしの中でちらっと見えるような配置としています。
「幹線通り沿い」「住宅密集地」という条件で窓の大きさや位置は注意が必要でしたが、小さな窓から見る小庭も風情があって良いものです。
増田光