土地は、良い所を見る
土地探しは、多くの場合たくさんの物件情報の中から
自分達の希望の条件に照らし合わせて、比較検討していく作業になります。
そうすると、
人間は、どうしても短所の方が気付きやすいので、その土地の課題ばかりが目についてしまい、
自然と減点方式で土地を見るようになってきてしまいます。
そして、無意識的になるべく100点に近い(目立った課題がない)物件を
探し求めるようになってしまい、たとえ80点、90点の条件の土地に出会ったとしても
10点、20点の課題の方が気になってしまい、
この先、もうちょっと良い条件の土地があるかもしれないと、決めきれない状態になってしまいます。
土地は高額ですし、初めての経験ですし、生活に大きな影響を与えると思われるので、無理もないです。
だから土地探しは時間がかかるんだと思います。
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建築前)この土地、大丈夫かなぁ。
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建築後)良いですね。
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設計者は仕事柄、お客様から土地の相談を受けることが良くあります。
そして様々な土地で試行錯誤しながら家の設計を繰り返します。
そういった経験を重ねていると、土地の見方が、お客様とは少し異なってきます。
具体的に言うと、
お客様が課題と感じられている、狭い、変んな形をしている、日当たりが悪い、隣の家が近いなどは
本当に極端な場合を除き、かなりの部分が設計で解決できます。
ですから設計者としては逆に、
お客様がまだ気が付いていない、あるいは言葉にできていない、
その土地の良い点(魅力)を見つけることを重視します。
そしてその良い点(魅力)を活かしたお家の計画をご提案します。
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「この土地の隠れた魅力はどこだろう?」
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「開けた空が見えるこの視界がこの土地の隠れた魅力!」
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土地は人と同じで唯一無二です。
どの土地にも個性があります。
その個性をどう活かしたら良いか、お客様の暮らしとの相性はどうか
そんな風なことを考えて設計者は土地を見ています。
早く良い土地に出会いたい方、
良かったら、設計者への早めの相談を検討してみてはいかがでしょうか。
設計・大西等