人と人が作り出す「輪」
先日匠ときの市を開催し、14年前に設計させていただいたオーナー様とお話ができました。
お住まいの担当の棟梁とも会場で会えたことのこと。
棟梁はかんな削り体験コーナーの担当で参加してくれていました。
↓かんな削り体験の様子
棟梁はオーナー様と工事中の現場で会話することを大事にしていて
そのためオーナー様にとって、とても心に残る大好きな存在に。
住まわれてからたびたび点検でお会いする際にも、「棟梁は元気?今はどこの現場に入っているの?会いたいな!」
とお話があるほどでした。
丁寧な仕事と住まい手を想っての提案なども、
とても喜んでくださり現場が進行していったことを思い出します。
オーナー様のお元気そうなお顔と、設計中はまだ小さかったお子様がもう大学生だと伺い
驚くと共に、敷地内を探して会いにきてくださったこと、とても嬉しく思いました。
かつては子育て真っ最中だったご家族が、お子様の成長とともに、
ご夫婦ふたりだけでお出かけされる機会が増えたんだなと
これからも住まいが様々な家族の変化に適応しながら、
いずれは巣立っていくお子様を送り出し
夫婦2人にちょうどいい住まいになりそうです。
住まいは建ててからの方が長いお付き合いになりますが
会場のいたるところでオーナー様とスタッフの交流があり
出展者様のなかにも弊社で建築してくださったオーナー様がいらっしゃいます。
お店に行って購入しながら、お話しができたり、素敵な商品を作り販売されている姿を
拝見して、尊敬の気持ちと今後も益々発展されることを少しでも応援できたらと思います。
今後もインスタなどを通して、オーナー様のお店のご紹介をしていきたいと思います。
今年で第三回目となり、運営するスタッフの一員として未熟な部分や
ご迷惑をお掛けしてしまったこともたくさんあると思いますが、
会場にあふれていたみなさんの笑顔を見ると
人と人との輪、つながりがうまれ、
ものづくりの魅力を伝える有意義な時間になれたようにも思います。
ご来場いただいた皆様、出店者の皆様 ありがとうございました。
↓大好評だった木製トレー作り
山口江梨子