人の温かさ

先日、ちょっとした不注意での転倒で、左手が動かせない状態に・・・。
日常生活がガラッと変わりました。
幸い、右手が無事だった為、なんとか生活はできていますが、想像以上にいろんなことが難しく、着替えではボタンを留めるのも一苦労。買い物をするときも、カゴを持ちながら商品を取るのが難しくなり、ペットボトルなどのフタが開けられず困ったりと、何気なく使っていた両手の大切さを改めて実感しています。

こんな不自由な日常の中でもいい事はあるもので、普段は気がづけない人の優しさや温かさをたくさん感じることができています。

例えば、コンビニでペットボトルの飲み物を購入した時、レジの男性が、「開けましょうか?」と声をかけてくれ、近所のスーパーで荷物を車につもうと頑張っていれば、たまたま通りかかった知らない女性が「お手伝いしましょうか?」と声をかけてくれたりと、その優しい言葉と行動に、思わず心がじんわりと温かくなりました。

今回の出来事を通して、困ったときにそっと差し伸べられる手のありがたさを改めて感じました。
普段は気づかないだけで、周りには優しさが溢れているのだと思います。私も誰かが困っているときに、自然と手を差し伸べられるような存在でありたいと思います。


白岩