リフォーム記録

大規模リフォーム・フルリノベ 12【基礎リノベ着手】

築年数、約35年目を迎えるお住まいの大規模リフォーム・リノベーション工事です。

大変長らくお待たせしました。いよいよ基礎工事の開始です。

素屋根下での作業はありますが、天気も味方してくれているので外部とのつながりが濃い部分から手をつけました。

この土を掘る作業・・人力ではかなりの重労働です。

掘るだけではなく、掘った土の運搬もありますし、長い年月でよく締め固まっている土ですから簡単には掘れません。

ハッキリ言って固い!

正直言ってキツイ!

そこで路線変更です。

解体業者さんに頼んで一部基礎を開口してもらいました。

もちろん、耐震補強に支障がないところですのでご安心ください。

それはこれから始めようとしている作業にむけての斫り(はつり)作業。

ただやみくもに斫っているわけではありませんよ。

必要最低限の開口巾になるよう寸法を特定して斫ります。

人力で歯が立たないのであれば機械の力を借りるほかありません。

そうです。重機の登場です!

それにしても可愛いらしいチビ重機ですよね。

当たり前ですが、今回のような場合通常の基礎工事などで使用される大きさのものでは中に入ることができません。

このようなサイズの重機を持ち合わせている施工業者には本当に救われますよ。

先ずは自分(チビ重機)が入れるように、解体撤去で凹んだ部分を均してからの進入です。

今まさにチビ重機が中に入ってこようとしています。

この状況下での重機の進入にはワクワク感というか、何かレア感を感じますね。

さぁ、チビ重機が入ってきましたよ。

リアルな進入状況はこちら→【チビ重機ご入場】

いやぁ、このレア感いいですねぇ

新築には無いリノベ独特の特別感と言いましょうか、何だかよくわからないこの高揚感!

 

少々不適切かもしれませんが、現場では皆なんだか楽しい気持ちになっていた記憶があります。

チビ重機の入場も整い、目的地に辿り着くべくしばしの待機。

解体業者の職方と基礎業者の職方が力を合わせ、今まさにその門が開けられようとしています。

お互いの協力作業のもと、その活路が開かれました!

チビ重機も準備万端。アイドリング音もリズミカルに整っています。

ギアも入れエンジン全開です!

チビ重機出陣動画はこちら→【いざ進めよチビ重機】

いやぁ、この動き実に可愛いですな。

しかも、ギリギリの開口部のところをかなり攻めています。

いけるか?いけないか?みたいな。

なんだか現場はより一層楽しそうな空気感でいっぱいです。

男ってなんでこういうのって好きなんでしょうかね。

小さな多事多難ありましたが、無事に目的地に辿り着けました。

チビ重機でありながらもその威力は十分です。

機械の恩恵とそれを操る技術には感謝ですよ。

おかげさまをもちまして、これで引き続き作業を進めることができるようになりました。

重機のパワーと人力での細やかな作業の両輪が可能となりました。

どことなく哀愁漂う作業風景です→【重機と人力のコラボ】

このエンジン音が切れた時のなんとも言えない感覚好きです。

一時はどうなることかと思いましたが、各職方の力添えもいただきこの日の作業が無事に行えました。

まるで後光が差しているかのような一コマ。

本当に各職方の力添えのもとに我々建築会社は救われていると強く思います。

この力の礎無しには生業は成立いたしません。

この力が建築会社に大きな助成と貢献をもたらしてくれていると思います。

この力を存分に発揮できるような、明朗で的確な施工指示や現場運営を心掛け続けていきたいと思います。

本当に心から感謝しています。

 

大規模リフォーム・フルリノベ 12【基礎リノベ着手】

現場監理 金原