リフォーム記録
戸建リノベ・店舗増築 06【解体工事】
築35年の戸建住宅の増築リノベーション。
無垢の木・自然素材を使用したプライベートヘアサロンの計画です。
前回は外構計画についてお話しました。
今回からいよいよ、建築工事に着手します。
とはいっても初回は解体工事。あまり映える写真が無いのか正直なところですが、順を追ってご紹介していきます!
工事前の家の中の写真です。この畳の部屋が美容室になるのですが、想像がつきにくいですよね。
リビング続きの畳の部屋を1室解体します。
暮らしながらの工事ですので、改修する部分と残す部分の境は仮の壁をつくり、人力で解体します。
このように、構造的に必要な部分を残し、解体をしました。
コンセントや照明の配線も残すべきか見極め、必要な処置をします。
最終的にサッシは取り外すのですが、外せる状態になるまでは残しておきます。
幸いにも床下の木材や柱には劣化が見られず、材料はそのまま利用可能でした。
過去に漏水などがあると腐ったりカビたりしていることもあるので、注意が必要です。
外部の解体は重機を使用します。
既存の物置を壊し、コンクリートの土間を取り除きます。
解体が済んだところです。ここまで何もなくなると、暮らしている側は恥ずかしい気持ちになります。
「建替えではないのか」と不思議そうにしている方もいたり、変に注目されているような気にもなります。
しかしここからやっと、増築工事が始められるのです。
まずは外部の水道工事から。
美容室ですので、シャンプー台やトイレなど新たに設備機器を設置します。
水道と下水道の配管を整え、基礎工事に着手していきます。
続く。
設計:増田