多世帯 山嶺露の家
凝った意匠と詩趣にあふれた現代数奇屋
船底天井が特徴的な南の和室
船底天井は杉板を羽重ね張りで仕上げ、
床の間の壁は柿渋染めの越後名尾和紙張り。
床の間の壁は柿渋染めの越後名尾和紙張り。
白を基調とした西の和室
大きな蹲踞(つくばい)のある庭を挟んで、南の和室につながる。
優美な木目と柔らかな木の質感が安らぎをもたらす2階のダイニング
格子戸で間仕切ることも可能。吹き抜けから階下に
木漏れ日のような光をもたらし、
「内」にいながら「外」を感じることができる。
木漏れ日のような光をもたらし、
「内」にいながら「外」を感じることができる。
和室前の広縁
広縁から庭を眺めて過ごす安穏なひととき。
和室の欄間には梅の透かし彫りが施されている。
和室の欄間には梅の透かし彫りが施されている。
山嶺露の家(さんれいあらわるのいえ)
●多世帯
●竣工年/ 2017年9月
●所在地/ 静岡県浜松市西区
●施工面積/ 330.37 ㎡
●敷地面積/ 422.89 ㎡
●受賞歴/ 第26回静岡県住まいの文化賞 優秀賞・しずおか優良木材賞
ウッドデザイン賞2018
浜松ウッドコレクション2018 住宅部門 優秀賞
●竣工年/ 2017年9月
●所在地/ 静岡県浜松市西区
●施工面積/ 330.37 ㎡
●敷地面積/ 422.89 ㎡
●受賞歴/ 第26回静岡県住まいの文化賞 優秀賞・しずおか優良木材賞
ウッドデザイン賞2018
浜松ウッドコレクション2018 住宅部門 優秀賞
また、二つの和室の間に石板を敷いた庭を設けたり、前庭に面して広縁を設えたりと、庭と建物の一体感を重視した造りも粋人好み。その他、欄間には梅の透かし彫りを施し、南の和室の周りには瓦を敷くなど、素材に凝り、意匠にこだわる住まい手の「好きなものを寄せた」、まさに現代数寄屋と呼ぶに相応しい美しい住まいです。